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簡単!!筍のあく抜き

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kenken_cook

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料理歴26年のベテラン調理師です。高齢者向けの食事を工夫しながら作っています。高齢者の方々に喜んでいただけるよう日々努力しています。ブログや高齢者の食事に関する疑問についてコメントをいただけると幸いです。私もまだ学ぶべきことが多いですが、一緒に頑張りましょう!(^▽^)/。

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生のたけのこを手に入れたとき、どうやって調理したらいいか困っていませんか?

4~5月の旬の皮付き筍を湯がいて食べてみてください、水煮筍とは違う美味しさがありますよ。

材料

  • 筍    400gサイズ・5本
  • 米ぬか  一つかみぐらい
  • 鷹の爪  1本(入れるとぬかの臭みを軽減させる効果があります)

作り方

①筍を水で洗う

②、①に切り込みを入れる(↓の感じ)

縦に切れ目を入れるのはなぜか

切れ目を入れると、火が早く通りやすくなり、茹でた後に皮をむきやすくなりますよ

③、②にたっぷりの水・ぬか・鷹の爪を入れて火にかける

④、③が沸いてきたら白い灰汁を取り除く

⑤、④を弱火にして落し蓋をして40分~1時間炊く(アルミホイルを落し蓋にすると洗う手間が減りますよ)

⑥、⑤に竹串を刺してスッと通ると火から外し、そのまま8時間くらい湯止めする(冷ます)

流水で冷ますのはダメ!

湯止めの目的は、たけのこからアクを出しきること。流水で冷やしてしまうと、アクがしっかり抜けなく、えぐみが出てしまいます。

⑦、⑥を水で洗いながら皮をむく

⑧、⑦を水に浸けておく(毎日水を替えると日持ちがしますが、時間が経つにつれてうまみが抜けていくので、なるべく3~4日で食べきるのがいいでしょう)

なぜ、たけのこはアク抜きが必要なのか?

「アク」とは、食材に含まれる渋みやえぐみ、苦味などの原因になる成分のことで、たけのこには「シュウ酸」「ホモゲンチジン酸」というアクが含まれています。

シュウ酸」は結石の原因となる物質で、そのまま体内入るとかたまってしまいます。

ホモゲンチジン酸」は酸化してえぐみを引き起こすので、調理前にアク抜きをした方がいいです。

筍の煮物

①あく抜きした筍を出汁15、味醂1、薄口1、砂糖0.3、追い鰹で炊く

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